前回、金印公園を紹介しました。
https://kurumechikugo.info/sikanosima/
今回は、同じ福岡県志賀島にあります志賀海神社を紹介します。
アクセス
前回は、左側にあります金印公園に行きましたが、今回は右側にあります志賀海神社へ行ってきました。
志賀島に入り、右回りで行くと、すぐ志賀海神社につきます。
島内に入ってから(車で)5分かからない位でした。
志賀海神社とは
古代日本を代表する海人族・阿曇(安曇)氏(あずみうじ)由来の神社だそうです。
阿曇族は志賀島を本拠地としていたそうです。
そこから日本全国に移住していったとのことです。
元々、福岡県糟屋郡出身だとのことです。
筑紫君磐井が畿内のヤマト王権との戦いに敗れ差し出した土地、そここそが糟屋郡でした。
https://kurumechikugo.info/iwatoyamakofun/
当時すでに九州からでて宮廷氏族となっていた阿曇族と筑紫君磐井には、何か繋がりがあるのでしょうか、気になるところです。
※ちなみに滋賀県の滋賀は、志賀島の志賀、という説があります。
琵琶湖で有名な滋賀県は、この阿曇族が志賀島から移住した場所だから、滋賀と呼ばれるようになったという説です。
写真で綴る志賀海神社
海岸沿いを右回りで少し走ると、左手に大きな駐車場が見えます。
パッと見、空き地にも見えます。
入り口
駐車場の奥に、鳥居が見えます。
鳥居をくぐり、石段を上がっていきます。
一瞬「これはかなりの長さの石段かも」と身構えましたが、意外と短くて楽な石段でした。
門
いよいよ、門が見えてきました。
えいこらしょ、えいこらしょ。
門の右手に喫煙所がありました。
どういう理由かはわかりませんが、ほとんどの神社や大きな寺院には、喫煙所があります。
神様と何か関係があるのかもしれませんね。
本殿
さて、本殿です。
ちょっとした石段をのぼりますと、門のところにも掛かっていましたが、両脇の垂れ幕には「奉祝・天皇陛下御即位」と書かれていました。令和元年に行ったからだと思います。
賽銭箱の前に何かありました。
御潮井(清め砂)
志賀海神社の一番の特徴は、この御潮井(清め砂)だろうと思います。
色々な神社に行っていますが、はじめて見ました。
海の砂だと思います。
とても効能がありそうです。
御潮井(清め砂)は、門を入ってすぐにも、置いてありまして、なんと!無料で持って帰れます。
親切に、砂を入れる袋も置いてありました。
お守りを買わずに、御潮井だけ貰って帰りました。
まとめ
今回は、志賀海神社を紹介しました。
それにしても海の神様は、どこからやって来て、どこへ行ったのでしょうか。もしかしたら金印とも関係があるのかもしれません。阿曇氏がもしかしたら漢委奴国王だとしたら、磐井の乱(磐井の戦)の後、磐井が糟屋郡を差し出したのではなく、ただ単に阿曇氏に返しただけという事なのかもしれません。
磐井の乱のあと筑紫(=福岡地方)に監視役としてやってきたのは物部氏ですが、物部氏と阿曇氏は同族という説もあります。
志賀島に遊びに行った際は、是非、寄ってみて下さい。
志賀島には、他にも金印ドッグとかサザエ丼などの美味しいグルメもあります。
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