大牟田市立三池カルタ歴史資料館へ行ってきました。
そもそも「なぜ大牟田がカルタ?」という素朴な疑問があり、以前から何となく気になっていた場所です。
「とりあえず行ってみるか」という軽いノリでいざ行ってみると新発見がたくさんありました。
今回は、そんな大牟田市立三池カルタ歴史資料館を紹介します。
大牟田市立三池カルタ歴史資料館ってどんなところ?
大牟田の歴史と言ってまず第一に思い浮かべるのは石炭です。
もちろん大牟田には石炭関係の資料館もあります。
ひとまず大牟田市立三池カルタ歴史資料館の場所から紹介します。
アクセス
住所:〒836-0861 福岡県大牟田市宝坂町2丁目2−3
大牟田市立図書館と同じ建物のなかです。
カルタックスおおむた
施設名はカルタックスおおむたです。
実は恥ずかしながら1度車で通り過ぎてしまいました。
というのもカルタックスおおむたの文字は見えたのですが、それが大牟田市立三池カルタ歴史資料館だと咄嗟に認識できなかった為です。
徒歩なら下の案内板の文字が見えるかと思います。
カルタックスおおむたの2階に図書館と三池カルタ歴史資料館が入っています。
階段をあがると正面玄関です。
駐車場も無料
駐車場も無料です。
駐車場に止めた際は、正面玄関ではなくエレベーターであがることになります。
入場料は無料
入場料は無料です。
受付の人に声をかけて中に入るスタイルです。
館内は写真撮影禁止になっていますから、ここからは記憶を頼りに新発見を紹介します。
カルタの意味
まずカルタの意味ですが、これはカードとか病院のカルテとかと同じなのだそうです。
四角い紙がカルタです。
カルタはカードであり病院のカルテでもあり、トランプでもあります。
少し分かりづらい言い方をしてしまいましたが、簡単にいうと言い方が違うだけで元は全部同じカルタということです。
カルタコレクション
大牟田市三池カルタ歴史資料館内にあるカルタやトランプ、花札、タロットの種類はなんと1万3000点以上もあります。
古いものから最新のアニメのものまで様々な種類のカードがありますから、お子様連れでも楽しめること間違いありません。
大牟田とカルタの繋がり
江戸時代に有名なカルタを作る職人が大牟田にいたのだそうです。
三池炭鉱は明治以降の大牟田の歴史ですが、三池カルタはもっと古い江戸時代から大牟田で親しまれてきたということのようです。
いろはカルタのうんちく
一番親しまれているカルタ遊びと言えば、いろはカルタです。
いろはカルタは、いろはにほへと…で構成されたことわざを読み上げてそれぞれ合致する絵札を早い者勝ちで取り合うゲームです。
このいろはカルタ、実は江戸と京都でははじまりの「い」のことわざが違うのだそうです。
・京都の「い」は、一寸先は闇。
実は「い」だけでなく他の文字でも、また江戸と京都だけでなく地方によってぞれぞれ違っているのです。
ケンミンショーではないですが、それぞれの地方の性格が出ていて面白いですよね。
これはまさに新発見でした!
大牟田の歴史
カルタの歴史だけではなく、大牟田の歴史についても学べるコーナーがありました。
大牟田は昔はミケと呼ばれていたそうです。
そこからミケ→三池となったとのことです。
さらに昔は、筑後一宮である高良大社と大牟田は深い関係だったそうです。
高良座主とミケ、クロサキは深い関係だったとの年表がありました。
このあたりの詳しい資料がどこかにあれば、さらに深く高良大社の謎に迫れるかもしれません。
まとめ
今回は、大牟田市立三池カルタ歴史資料館を紹介しました。
・入場、無料。
・館内撮影禁止。
・カルタなどカードの種類1万3000点以上。
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