福岡大牟田ドキュメンタリー映画「三池 終わらない炭鉱の物語」とは

大牟田三池映画 歴史探求
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先日何気にamazonプライムで大牟田を描いたドキュメンタリー映画を観ました。

それが『三池 終わらない炭鉱の物語』です。

大牟田といえば、ホワイトタイガーで有名な大牟田市動物園とイオンモールでしょうか。個人的には福岡市動物園よりも大牟田市動物園の方が好きです。

そんな風にこれまで炭鉱には興味が無かったのですが、この映画を観て今の大牟田があるのは良い意味でも悪い意味でも炭鉱の存在を抜きには語れないことを知りました。

 

 

今回は、そんな大牟田を描いたドキュメンタリー映画『三池 終わらない炭鉱の歴史』を紹介します。

福岡県人におススメのドキュメンタリー映画『三池 終わらない炭鉱の歴史』

大牟田の歴史は炭鉱の歴史と言っても過言ではないでしょう。

そんな大牟田市の今に通じる映画こそが、ドキュメンタリー映画『三池 終わらない炭鉱の物語』なのです。

作品内容

三池炭鉱に関係した人々、炭鉱で働いていた人、近くの食堂で働いていた人、妻、子どもなど100人以上にインタビューした映画です。

三池争議に関わった人々の貴重な証言などもありますし、三池炭鉱=大牟田ですから、これは大牟田の歴史を紐解くような大がかりなドキュメンタリー映画だと言えます。

大牟田に対して何となく知ってはいるがよくわからなかったところなどが、この映画を観るとより深く理解できます。

三池炭鉱の歴史

大牟田の炭鉱は江戸時代からはじまり、1997年に閉山しています。

江戸時代は三池藩(藩主は柳川藩と同族の立花家)が運営していましたが、明治に入り廃藩置県となり官営になります。

官営となった明治時代から監獄の囚人を使い石炭採石業務に当たらせ、明治中期頃まで周辺各県監獄の囚人が三池炭鉱で使役されることになったとのことです。さらに刑期を終えた囚人も大牟田にそのまま住むことになったそうです。

もちろん囚人だけではなく各地から労働者が集まってきていました。

明治以降の大牟田は、とにかく炭鉱があったからこそ人が溢れ活気があったのでした。

大牟田とヤクザの歴史

炭鉱労働者が労働を終わった後のストレス解消には酒と女がつきものですから、当然のように飲み屋や風俗も発展していきました。

こうしてヤクザと炭鉱のつながりが出来ていきます。

winwinの関係で、労働者が求めるものをヤクザが提供していたという図式です。

現在の福岡県にも大牟田には浪川会、田川には太州会があります。

どちらも炭鉱の町のヤクザで、町と同じように炭鉱のおかげでヤクザも発展してきたという歴史があるわけです。

しかし、炭鉱がなくなって労働者もいなくなると…歓楽街は寂れていき町には活気がなくなっていきました。

まとめ

今回は、福岡県人に見て欲しいドキュメンタリー映画『三池 終わらない炭鉱の歴史』を紹介しました。

1997年に閉山した三池炭鉱。

 

 

 

 

現在でも炭鉱で働いていた人や炭鉱を知っている人も生きていますし、子どもや孫まで含めるとほとんどの大牟田市民が炭鉱の影響を受けていることでしょう。

それにまだ大牟田には炭鉱と共に生きてきたヤクザがいます。。

三池 終わらない炭鉱の物語は、福岡県人なら観て欲しい映画です。

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