久留米市草野町にある須佐能袁神社(スサノオ神社)を知っていますか。
地元では「ぎおんさん」と呼ばれ、草野町の氏神として親しまれている神社です。
草野町は、かつて筑後地方の武家である草野氏の本拠地があった地域で、今も城下町のような落ち着いた町並みが残っています。
その中心に鎮座しているのが須佐能袁神社です。
立派な楼門や広い境内があり、草野町のシンボルのような存在となっています。
今回は、そんな須佐能袁神社を写真とともに紹介します。
須佐能袁神社とは?
須佐能袁神社の住所は、福岡県久留米市草野町443-2
目の前には専念寺というお寺があります。
県道151号線(浮羽草野久留米線)沿いにあり、草野町の中心に位置しています。

鳥居

神社の入口には大きな鳥居があります。
鳥居の奥には橋があり、その先に境内が広がっています。
橋は小さいながらも急こう配になっています。
足腰に不安がある方は、本殿前の駐車場から参拝する方が安心です。
手水舎

境内には龍の彫刻がある手水舎があります。
訪れたときは水はありませんでしたが、立派な造りでした。
狛犬


境内には大きな狛犬が鎮座しています。
堂々とした姿で、神社の歴史の長さを感じさせます。
楼門


本殿へ向かう途中には立派な楼門があります。
地方の神社としてはかなり存在感のある門で、境内の雰囲気を引き締めています。
本殿


本殿の賽銭箱には、久留米藩主だった有馬家の家紋が見られます。
同じ家紋は久留米市内の大善寺玉垂宮や五穀神社でも見ることができます。
▶ 五穀神社の記事
御朱印

賽銭箱の横には御朱印があります。
参拝の記念としていただくこともできます。
撫で牛

境内には撫で牛も置かれています。
体の悪い部分を撫でると良くなるとされ、多くの神社で見られる信仰です。
再建記念碑

鳥居をくぐってすぐの場所には再建記念碑があります。
現在の社殿と楼門は
1881年に起工
1886年に完成
したものだそうです。
御祭神
須佐能袁神社の御祭神は次の三柱です。
・主神
素戔嗚尊(スサノオノミコト)
・右座
天照大御神
・左座
菅原道真公
須佐能袁神社の由緒


須佐能袁神社は
1197年
草野氏の城主だった草野太郎永平が京都の八坂神社から勧請して創建したとされています。
当時は
草野祇園社
と呼ばれ、草野氏の守護神だったそうです。
草野氏については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
その後
1588年
戦国時代に草野氏が滅亡すると、神社は草野町の人々によって守られてきました。
神仏習合の時代には
勝光山祇園寺
と呼ばれていましたが、明治の神仏分離によって現在の須佐能袁神社という名前になりました。
もう一つの須佐能袁神社(御仮屋)
本社から車で1分、徒歩7分ほどの場所に御仮屋と呼ばれる神社があります。
ここは須佐能袁神社の神様が年に一度宿泊する場所です。
毎年7月に行われる
須佐能袁神社御幸祭
では
1日目の夜
御仮屋に宿泊
2日目
御仮屋から本社へ神様が戻る
という行事が行われます。

まとめ
久留米市草野町の須佐能袁神社は
・草野町の氏神
・草野氏ゆかりの神社
・「ぎおんさん」と呼ばれる地域の中心的存在
という特徴を持つ神社です。
近くには
などもあり、草野町を散策する際にはぜひ立ち寄りたい場所です。
久留米には歴史ある神社が数多くあります。
神社巡りが好きな方は、こちらの記事もおすすめです。
▶ 久留米の神社巡り

