夏目漱石と久留米市の意外な関係を知っていますか?
夏目漱石と言えば「坊ちゃん」や「吾輩は猫である」などの小説で有名な日本を代表する明治の大文豪です。
九州で言うと熊本で英語教師をしていたことは知られていますが、その当時、九州1周旅行もしています。そんな折、久留米にも立ち寄っているのです。
偶然ですが、山川町に夏目漱石の句碑を見つけました。
今回は、そんな夏目漱石と久留米市の意外な関係を紹介します。
夏目漱石と久留米市山川町の意外な関係
それでは、久留米市山川町にある夏目漱石の句碑を紹介します。
アクセス
正式な住所は、久留米市山川町360になります。
久留米市街地から草野へ行く浮羽草野久留米線沿いになります。
※駐車場はありません。
ちなみに、この道をまっすぐ草野方面に行けば、世界のつばき館や草野歴史資料館などがあります。
夏目漱石の句碑は小さな公園の横
夏目漱石の句碑は、小さな公園の横に建っています。
偶然見つけましたが、注意深く探さないと通り過ぎる可能性大です。
久留米市山川にある夏目漱石の句碑
句碑の俳句は、以下のようになっています。
親方と 呼びかけられし 毛布哉
句碑の裏には建立日と建立者が明記されています。
この句碑の建立日は、平成4年12月吉日と書かれています。
夏目漱石と久留米市山川と名作「坊ちゃん」の関係
夏目漱石と久留米市山川町との関係が書かれた説明板もあります。
夏目漱石の小説「坊ちゃん」では、鎌倉で車夫から「親方」と声をかけられたと書かれていますが、本当は久留米での出来事だったとのことです。
まとめ
今回は、久留米市山川町にある夏目漱石の句碑を紹介しました。
小さな公園の片隅、わかりにくい場所に立派な句碑が建っています。
そこには久留米市民にしかわからないような真実が公開されていました。
吉井から久留米市山川町にたどり着いた夏目漱石、人力車の車夫に「親方」と声をかけられたことが代表作「坊ちゃん」の1エピソードで使われていたのです。
近くを通った際は、立ち寄ってみてください。
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