福岡県みやま市にあります長田鉱泉場へ行ってきました。
日本各地に湧き出る天然の美味しい水は数多くあるかと思いますが、この長田鉱泉水の魅力は、何と言っても日本一の炭酸含有量になります。
今回は、そんな長田鉱泉場を紹介したいと思います。
長田鉱泉場とは
まず長田鉱泉について簡単に説明します。
アクセス
船小屋温泉郷に隣接する場所にあります。
住所は、福岡県みやま市瀬高町長田2632になります。
福岡県の南の方、筑後市とのちょうど境付近になります。
地図の上方向が久留米、博多方面で、地図の下方向が大牟田、熊本方面になります。
目印としては、以前書いた記事の中にあります大きな石人像がある福岡県営筑後広域公園があります。
国道209号線からちょっと細い道に入るのですが、長田鉱泉場という看板が出ていますから、わかると思います。
博多や久留米方面から来た場合は、筑後広域公園をすぎて橋(船小屋温泉大橋)を渡って、すぐ次の信号を左折します。
熊本、大牟田方面から来た場合は、橋(船小屋温泉大橋)の手前の信号を右折します。
電車では、JR筑後船小屋駅があります。
九州新幹線も止まります。
駅から徒歩で30分くらいになります。
長田鉱泉の由来と歴史
長田鉱泉には2つの言い伝えがあるそうです。
徳川末期元治(1864年)の頃、勤皇の志士であった中田多一郎(熊本藩士)が大志を抱き上洛の途中、当地方で不思議の水と恐れられ、誰一人として触れる事すらしなかった湧き水を飲用し、持病の胃痛に特効あることを発見、村人にすすめ、飲用したことにはじまる、という説です。
慶応三年(1867年)郷土人、木本正蔵の発見とも語り継がれ、明治三年(1871年)旧藩(立花藩)へ願い出て、入湯場を開設、湯治客、後をたたずとの記録もあるとのことです。
どちらが正しいのか明らかではありません。
効能
胃痛疾患、便秘に効くとのことです。
写真で綴る長田鉱泉場
それでは長田鉱泉場を写真で見ていきましょう。
駐車場
結構広めの駐車場があります。
左上に写っているのは、長田鉱泉ふれあい館です。※後述します。
猫
長田鉱泉駐車場の主でしょうか、猫がいました。
足湯
駐車場内には、足湯があります。
長田鉱泉を太陽光で温めるシステムだそうです。
当日は曇りだったからか、お湯ではなく温い水でした。
レトロな建物
それでは、日本一の炭酸含有量といわれる水を飲みに行きましょう。
趣のある建物になっています。
無料の蛇口
入り口に蛇口がありまして、無料で飲めます。
確かに炭酸が入っていて、かなり美味しかったです。
通常の水よりも味がある気がしました。
有料の水汲み場
建物の中に入ると、有料で、容器に汲めるスペースがあります。
料金
20円と100円のコースがあるようです。
1分間20円と書いています。
1分間で5~6リットルくらいだそうです。
地元の人でしょうか大きなポリタンクを3つ持って汲みに来ている方がいました。
ふれあい館
駐車場へ戻り、長田鉱泉ふれあい館に行きます。
長田鉱泉ふれあい館は、売店になっています。
容器を忘れた方もここで水を入れる容器が買えます。
休憩室
ふれあい館の横に休憩所がありました。
コガ・コーラ
ふれあい館にコガ・コーラという長田鉱泉水を使用したコーラが売ってありました。
正式名称は、古賀飲料コーラだそうです。
通常のコーラより炭酸は弱めでしたが、その分、懐かしい上品な味がしました。
料金は、200円です。
最後に
日本一の炭酸含有量を誇る長田鉱泉場はいかがだったでしょうか。
湧き水というと大体山奥にあったりします。
長田鉱泉場は、平野の国道沿いにあります。
ふらっと寄って、ちょっと美味しくて健康に良い水を飲むにはもってこいだろうと思います。
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