※あくまで記録用であり、情報としては古くなっております。現在の情報ではありませんから、いわゆるコロナ時の「史実」としてご覧ください。
コロナにより失業・休業状態になり収入が激減した久留米市民の方も多いことでしょう。
そんな生活困窮者の為に2021年8月末2021年11月末まで(延長になりました)コロナ貸付が実施されています。
正式名称は、緊急小口資金と総合支援資金といいます。
「聞いたことあるけど、どうしたらいいのかわからない…」
「家族がいない一人暮らしでも借りられるの?」
「むずかしそう…」
不安な方も多いでしょうが、誰でも簡単に(もちろん独身の方でも)借りることができます。
今回は、そんな意外と知られていないコロナ貸付(緊急小口資金と総合支援資金)について紹介します。
久留米市民が緊急小口資金と総合支援資金を借りる審査~振込までの流れ
それでは、久留米市民が緊急小口資金と総合支援資金を借りるまでの申請~振込までの流れを順をおって見ていきましょう。
1.久留米市社会福祉協議会へ電話相談
まずは、久留米市社会福祉協議会へ電話相談します。
専用電話(固定電話) 0942-34-3122
専用電話(携帯電話) 080-1539-3864
※電話によるご相談が難しい方は下記のとおりFAXにてご連絡ください。
職員が折り返しご連絡します。なお、連絡は翌日以降になる場合があります。
◆記入事項 ①氏名、②ご希望の連絡手段(FAX、Eメール等)
◆送信先 FAX 0942-34-3090
【受付時間】
月曜日から金曜日 午前9時から午後4時まで(FAXは24時間対応)
※祝日は除きます。
この電話相談で、コロナにより収入が減少し生活に困窮している現状を伝えます。
コロナによる収入減少であると社会福祉協議会の相談員の方が納得すれば、申請書の送付先を聞かれます。
この時、緊急小口資金(独身なら10万円)だけにするか、それとも総合支援資金(独身なら月15万円×3回)も借りるかの選択をします。
しばらく生活困窮が続きそうな方や収入が回復しそうにない方は、総合支援資金も借りる必要がありますから、緊急小口資金と総合支援資金2つの申請書を送付してもらいます。
2.申請書に記入後、久留米市社会福祉協議会へ送付
2・3日前後で、自宅に申請書が届くことになります。
申請書には、電話相談時に説明したコロナにより収入が減少した理由を記入します。
あとは住所、氏名、振込口座なども記入します。
すべて記入が完了すれば、同封のレターパックに入れて、久留米市社会福祉協議会へ返送します。
3.久留米市社会福祉協議会からの電話連絡
申請書が久留米市社会福祉協議会へ届いた段階で、久留米市社会福祉協議会から電話連絡が入ります。
申請書に記入漏れなどがなければ、申請書が受理されます。
その後、審査に入ります。
4.審査
コロナ貸付の審査は、福岡県社会福祉協議会が行います。
流れとしては、自分(申請書提出)→久留米市社会福祉協議会(申請書受理)→福岡県社会福祉協議会(審査)となります。
審査に通れば通知はありません。
審査に落ちた場合だけ通知があります。
この4の審査の実質は、県の事務手続き(振込処理)待ちという印象です。
5.振込
審査に通れば、緊急小口資金は1週間以内、総合支援資金は2週間以内で振り込まれることになります。
前述したように特に振込開始の通知はありません。
審査に通り振り込まれたかどうかは、個々人で口座を確認する必要があります。
6.独身の貸付額
貸付額は、緊急小口資金の場合は、独身で10万円になります。
総合支援資金は、独身の方は月15万円×3回となります。
まとめ
今回は、コロナで生活が困窮した一人暮らしの久留米市民が緊急小口資金と総合支援資金を借りる方法と流れを紹介しました。
最後にまとめますと。
2.申請書送付←重要
3.審査←待ち
4.振込←待ち
という流れになります。
もちろん家族がいる方でも基本的な流れは同じです。
現在のところ、2021年8月末延長→2021年11月末までの申請期限となっています。
返済に関しては、緊急小口資金が2年以内、総合支援資金が10年以内となっています。
詳しくは厚労省のページ↓を参照してください。
コロナにより収入が激減した久留米市民の方は多いことと思います。
コロナで職を失った方、生活困窮による犯罪ニュースもよく目にします。
当たり前のことですが、犯罪をおかす前に国の制度を利用しましょう。
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