福岡県議会の本会議は、議会棟まで足を運ばなくてもインターネットで見ることができます。生中継だけでなく録画中継もあり、スマートフォンやタブレットからの視聴にも対応しています。
2026年9月定例会は、9月9日から10月16日までの会期で開かれる予定です。
福岡県議会では現在、高額な海外視察問題や正副議長ポストをめぐる金銭授受疑惑、その調査方法など、県民への説明が求められる問題が続いています。
これらの問題を県議会がどのように扱うのか。どの議員が質問し、議会側や県側が何を答えるのか。報道を通して知るだけでなく、実際の本会議を見て確かめることができます。
この記事では、福岡県議会のインターネット中継を見る方法と、2026年9月定例会の主要日程を整理します。
福岡県議会は公式サイトで生中継・録画中継を見られる
福岡県議会の本会議は、公式の「福岡県議会中継」で配信されています。
会議が開かれている時間は生中継を視聴でき、終了後は録画中継が公開されます。会員登録や専用アプリは必要なく、ブラウザからそのまま見ることができます。
パソコンだけでなく、iPhone、iPad、Android端末にも対応しています。外出先からスマートフォンで見ることもできますが、映像配信のため通信量には注意が必要です。安定して見るならWi-Fi環境が適しています。
2026年9月定例会は9月9日から10月16日まで
福岡県議会が公表している会期日程案では、2026年9月定例会は9月9日に開会し、10月16日に閉会します。会期は38日間です。
本会議は原則として午前11時に開かれます。ただし、開会前の準備によって開始が少し遅れる場合があります。
インターネットで見るうえで押さえておきたい主要日程は次の通りです。
| 日付 | 会議 | 主な日程 | インターネット中継 |
|---|---|---|---|
| 9月9日(水) | 本会議 | 開会 | 生中継・録画中継 |
| 9月15日(火) | 本会議 | 代表質問 | 生中継・録画中継 |
| 9月16日(水) | 本会議 | 代表質問 | 生中継・録画中継 |
| 9月18日(金) | 本会議 | 一般質問 | 生中継・録画中継 |
| 9月24日(木) | 本会議 | 一般質問 | 生中継・録画中継 |
| 9月25日(金) | 本会議・決算特別委員会 | 一般質問、決算特別委員会 | 本会議部分を配信 |
| 9月28日(月)~30日(水) | 常任委員会 | 委員会審査 | 公式中継の対象外 |
| 10月1日(木) | 本会議 | 本会議 | 生中継・録画中継 |
| 10月2日(金)、5日(月)~9日(金)、13日(火)・14日(水) | 決算特別委員会 | 決算審査 | 公式中継の対象外 |
| 10月16日(金) | 本会議 | 閉会 | 生中継・録画中継 |
日程は現時点では「案」であり、変更される可能性があります。視聴前には、福岡県議会の2026年9月定例会日程を確認してください。
福岡県議会の生中継を見る方法
生中継を見る方法は難しくありません。
本会議の開催日に「福岡県議会中継」のページを開くと、配信中は「生中継を見る」というボタンが表示されます。表示されない場合は、ブラウザの更新ボタンを押してページを再読み込みします。
本会議は原則午前11時開会です。開会直前ではなく、少し前に中継ページを開いておくと見逃しにくくなります。
生中継が行われていない時間には、「現在、生中継は行っておりません」と表示されます。
見逃した場合は録画中継で確認できる
仕事などで生中継を見られなくても、後日公開される録画中継で確認できます。
福岡県議会の案内では、録画中継は生中継終了後、土曜・日曜・祝日を除いて2日程度で公開されます。録画は約5年間分が配信されています。
録画中継は、次の方法で探すことができます。
- 会議名から探す
- 会派名から探す
- 議員名から探す
- 用語から探す
2026年9月定例会をまとめて見るなら「会議名から探す」、特定の県議の質問を確認したいなら「議員名から探す」が分かりやすいでしょう。
なお、インターネット中継の映像は福岡県議会の公式記録ではありません。発言を正確な文言で確認する必要がある場合は、後日公開される会議録と照合する必要があります。
常任委員会や決算特別委員会もネットで見られるのか
9月定例会の会期中には、本会議だけでなく常任委員会や決算特別委員会も開かれます。
ただし、福岡県議会の公式中継でインターネット配信の対象として案内されているのは本会議です。常任委員会や決算特別委員会は、同じ中継サイトで生中継・録画中継を見ることはできません。
委員会は現地で傍聴できるほか、開催日程や議題、審査の概要は福岡県議会公式サイトの委員会情報で確認できます。
インターネットで9月定例会を追う場合は、まず代表質問と一般質問が行われる本会議に注目することになります。
9月定例会で何を見るべきか
代表質問では、各会派が県政全体に対する立場を示します。一般質問では、個々の議員がより具体的な政策や地域課題を取り上げます。
今回の定例会で注目したいのは、福岡県議会の海外視察問題や、正副議長ポストをめぐる金銭授受疑惑が質問に上がるのかという点です。
問題を取り上げる議員はいるのか。具体的な事実関係や調査期限まで踏み込むのか。議会側は県民への説明責任として答えるのか。それとも議会内部の問題として処理するのか。
何が語られたかだけでなく、誰も質問しなかったことも含めて、9月定例会は現在の福岡県議会の姿勢が見える場になります。
金銭授受疑惑をめぐっては、調査方法そのものも問われています。なぜ福岡県議会は百条委員会を設置しないのかについても整理しています。
報道だけでなく、県議会そのものを見る
テレビや新聞の報道では、発言の一部だけが切り取られることがあります。中継を見れば、質問に至るまでの経緯、答弁、その後の再質問までを続けて確認できます。
すべての本会議を最初から最後まで見る必要はありません。まずは代表質問と一般質問の日程を確認し、関心のある問題や地元選出議員の質問から見てみるだけでも、県議会との距離は大きく変わります。
2026年9月定例会は9月9日に始まります。
今回のさまざまな問題を、福岡県議会はどう扱うのか。県民が直接見届けるための入口は、すでにインターネット上に用意されています。
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