子宝・浮気防止の弓削神宮!?道鏡が性のパワースポット熊本のチン神社

歴史(神社・古墳)
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熊本の珍神社・弓削神宮を知っていますか。

まさにチンな神社です。

ご利益としては、夫婦円満子宝浮気防止男性自身の回復などがあります。

もう絶大なパワーを与えてくれること間違いないと思わせてくれるような、堂々としたナニが祀られています。

さらに何を隠そう弓削神宮は、奈良時代の天皇後継問題で宇佐八幡宮神託事件して知られるあの道鏡に関係している神社でもありますから、古代史好きにも必見です。

 

今回は、そんな弓削神宮を豊富な写真と動画で隅々まで紹介していきます。

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写真と動画でつづる弓削神宮ガイド

それでは、早速、弓削神宮を見ていきましょう。

アクセス

住所は、熊本県熊本市北区弓削6丁目21ー20になります。

熊本インターをおりて少し走ったところです。

久留米からは、大体、高速を使って1時間くらいになります。

駐車場

弓削神宮には、駐車場があります。

弓削神宮駐車場

弓削神宮・駐車場

鳥居

弓削神宮の鳥居になります。

弓削神宮鳥居

弓削神宮・鳥居

狛犬

鳥居をくぐってすぐに新しめの狛犬がいます。

弓削神宮新狛犬右

新しい狛犬・右

右の狛犬は、ちょっと怖い印象です。

左の狛犬は、凛々しい顔立ちをしています。

弓削神宮新狛犬左

新しい狛犬・左

こちらの狛犬を通り過ぎてすぐに弓削神宮の様々な由緒が書かれている案内板があります。

ひとつずつ紹介していきます。

夜泣き貝の由来

左手に夜泣き貝の由来と書かれた案内板があります。

弓削神宮夜泣き貝の由来

夜泣き貝の由来

下記に、説明を引用します。

夜泣き貝の由来
祭神が子授けの神と言われるように
子供の成育には格別の神を賜わって
おられます。
この大銀杏の皮目の凹所に「カタツムリ」に似た
細長い「夜泣き貝」と言う貝が棲息しています
毎夜眠れず泣き叫んで母親をはじめ家族を
困らせる乳子の夜泣きを静める為
祭神よりこの貝を借り受けて持ち帰り
乳子の枕の下にソッと入れて置くと霊験により
夜泣きが不思議にも止まります。
完全に夜泣きがおさまったら、この貝を
元の凹所に返すことになっています。
今もなお、その御加護を受けたいと貝を
借りに来る参詣者が多うございます。
まことに祭神が子授けの神と崇ばれるように
御霊験の深さには全く不思議と言う
ほかはありません。
弓削神宮奉賛会

昔の人も赤ちゃんの夜泣きには悩んでいたようです。

こちらの銀杏の皮目のところにいる夜泣き貝を赤ちゃんの枕の下に置く泣き止むそうです。

多分、隣にあるこちらの銀杏のどこかに夜泣き貝がいるのでしょう。

夜泣き貝のいる銀杏

夜泣き貝のいる銀杏

 

御祭神

右手には、弓削神宮の由緒御祭神に関する案内板もあります。

弓削神宮由緒御祭神

弓削神宮の由緒

御祭神は、孝謙天皇です。※道鏡を天皇に推した女性天皇です。

この案内に書かれた由緒などの説明を、項目ごとにわけて全文引用します。

まずは、御祭神の説明です。

弓削神宮
御祭神 第四十六代 孝謙天皇(女帝)
側 社藤子 姫
今より凡そ七百六十年前元仁の頃第八十六代
後堀河天皇の御代と古老より代々云い伝へがある
天正十年島津義弘が御船の甲楽宗雲を攻せし時、
その配下の新納武蔵忠元の軍勢に社殿を荒され、
神器宝物悉く失い、有住、有任の両名、漸し御体を奉持して難をさけたといわれる
その後明治四十五年に不慮の火災に遭い残された神器宝物の一部と神宮の記録一切が焼失した。
このため大正二年現社殿が築造された。

以上の説明書きを考察してみます。

元仁は、西暦でいうと、1224年と1225年のことです。鎌倉時代です。

天正10年とは、1582年戦国時代の頃になります。

ざっくり弓削神宮の歴史を時系列でまとめますと。

鎌倉時代建立されました。
戦国時代に社殿を荒らされました。
明治45年に火事で一回全て焼失しました。
その後、大正2年に現在の社殿が再建されました。

ということのようです。

性にまつわる神様となった理由

次に、現在のように、なぜ弓削神宮が性にまつわる神様になったのか、元々の経緯が書かれた箇所を引用します。

陽形物奉納の起因と由来
弓削は古代弓削部の置かれた処で伝説によると
その昔、この里に藤子と云う妖艶華麗な姫が住んでいました。
ある日朝廷を追われた法王(弓削の道鏡法師)
出身地の弓削部を尋ねて偶然、藤子姫を見染め遂に深い契りを結んだのでした。
それからというものは藤子姫の献身的はもてなしと交合よろしきを得て、さすがの大淫蕩をもって知られる道鏡法師も以来よき夫となり、この里に安穏の日々
をおくったということである。
この陰陽相整うということが即ち万物生育豊作を意味し、村人が藤子様と畏れ崇めまつるの亦、由縁さきことではありません。
性器を崇拝し天地陰陽の相合によって農作物の豊穣を祈願したしいう古代民族の信仰のありかたを想像すると豊作の祈願のために奉納したものと思われる。
要は夫婦和合、一家団欒を願い子孫の繁昌を祈るあまり何時の頃からか夫の浮気封じの願いをかける神として崇められるようになったと思考される

以上の説明を読んで、細かいところを解説していきます。

まず、道鏡とは宇佐八幡宮神託事件で歴史上有名な僧侶になります。奈良時代、西暦でいうと700年頃の出来事になります。道鏡を天皇にしていいかどうかを大分県の宇佐神宮に聞きにいきNGを出され都を追われた事件です。

その道鏡の出身地が、この弓削であったということのようです。

ざっくりわかりやすくまとめますと、こういうことなのでしょう。

どうやら道鏡は性欲絶倫の遊び人として知られていたようでした。
しかし、出身地のこの地に戻り、藤子という色気がある女性と出会いました。
藤子との相性は夜も昼もよかった為、道鏡は藤子としか性交をしなくなり、浮気もなく、夫婦円満、家庭団欒な人生を送ったということのようです。
つまり、夫婦の夜の営みがうまくいけば全てうまくいくんだよ、ということです。
確かに、そういうことかもしれません。
なかなか含蓄ある深い考えです。
神社の奥に藤子に関する逸話の説明板もあります。
お藤の方と藤

お藤の方と藤

以下、引用します。
お藤の方と藤
この藤の大木は祭神の待女お藤の方が深く愛されて植えられたものと古老から言い伝えられています。もともとはここの北側に数百年を経た大木があったのでございますが明治初年に枯死し何時の間にかその時には後継ぎがこのところに成長しつつあったという因縁の藤でございます。
お藤の方は世にも稀な美人で聡明なお方だったようでその余りにもすぐれた美貌と聡明さのゆえこの地方では女の児に藤と名のつけることは畏れ多いと言う訳で堅く禁じられていますので氏子の中には藤と名のつく女の人は人も居ないのでございます。
毎年四月になるとこの大木の上部一帯に房々とした紫の花が咲き香しい風が漂ふ神域に接することはまことに有り難い思いとお藤の方の優しくて気高いお姿が自らしのばれるのでございます。
お藤の方にあやかり度い女性の参詣者の足が日夜絶えることはありません。
弓削神宮奉賛会
※藤の木は記事後半のYouTube動画にありますので是非ご覧ください。

ご利益

以上の弓削神宮の由緒から、ご利益についても記載されています。
以下、ご利益の部分を引用します。

 

御霊験
古来弓削神宮は五穀豊穣、家業繁栄の神として崇められ豊作を祈り夫婦円満、子孫繁栄を願ったものですが特に陰陽茎の弱筋、子宝に恵まれない人、緑遠き男女、下の病に悩む人、夫婦間の不和、浮気封じの問題解決等多くの霊験があります。
それが祈願成就の陰陽形物奉納となっています
これらの御願を持つ参詣者も数多く毎日香華の絶えることはありません。

弓削神宮のご利益をまとめますと。

・五穀豊穣
・家業繁栄
・夫婦円満
・子孫繁栄
・勃起不全
・子宝
・性病
・浮気防止

以上、夫婦、家族のことなど多岐に渡っています。

手水舎

案内板を過ぎると、手水舎があります。

弓削神宮手水舎石碑

手水舎の碑

弓削神宮手水舎

弓削神宮の手水舎

時期によるのか、この日は水がないようでした。

手水舎のところにも石畳の河原についてという案内板があります。

弓削石畳の河原

石畳の河原について

弓削の観光案内のようなものでした。※興味がある方は、拡大してご覧ください。

 

本殿前の狛犬

本殿の目の前にも、古めの小さい狛犬がいます。

弓削神宮古い狛犬右

本殿前の狛犬(右)

弓削神宮古い狛犬左

本殿前の狛犬(左)

本殿

こちらが弓削神宮の本殿になります。

弓削神宮本殿

本殿

おみくじ

本殿のところにおみくじを挟むナニがあります。

弓削おみくじ

おみくじ

何だかグロい印象もありますが、きっと良いことがありそうな気がします。

お守りなど販売所

本殿の右側にお守りなどの販売所もあります。

 

弓削神宮のお守り

お守り販売所

 

是非、記念に買っておきたいところでしたが、この日は閉まっていました。

残念です。。

 

腰痛改善・ミニ鳥居

本殿を左手に奥へはいると、すぐにミニ鳥居があります。

弓削神宮ミニ鳥居

ミニ鳥居

この鳥居をくぐると腰痛改善に効果があるようです。

どんな人も基本ほふく前進しないと無理ですが、ちょっとでも太っていたら厳しい感じです。

確かに夜の営みにも腰は大事です。

夫婦殿・ご神体のチン

さらに奥に進むと、ようやく、立派なご神体に巡りあえます。

弓削神宮ご神体

3本のご神体

ご利益や使用法が書かれています。

弓削神宮説明

説明

以下に引用します。

子宝・安産・性器の病気
夫婦殿は願いごとがみなかない
男の性器をまたがり
なでなでして
通り抜けると一生夫婦円満なり
男は性器が強くなる
弓削神宮奉賛会

またがり、なでなですると、願い事が叶うとのことです。※YouTube動画にてまたがってみましたので、是非、ご覧ください。

性器奉納の理由についての説明書きもあります。

弓削神宮性器奉納の由来

性器奉納の由来

以下に全文引用しておきます。

性器奉納の由来
御祭神は夫婦仲の善さと子宝に恵れた至極円満な家庭の守神であり五穀豊穣の守護神として広く住民に敬れている祭神でございます。
夫婦仲の和不和の原因に依りその因 を正しく自然に戻すためには性器の良否又は 不貞行為に依るものかを究めてその願望を 叶えさせられると古老より言い伝えられています。
その願いの正しさを聞召されて古来より幾千幾万の家庭を救い子宝を授けられたと遠近よりのお礼詣りの参詣者が絶えることはありません。
大正元年までは神殿の周園の玉垣(木造)の中に大願成就の性器がうす高く積まれていましたがその年の夏神殿拝殿ともに火災に遣い当宮の神器記録と共に焼してしまい大正二年現在の姿に復旧し以後も玉垣の中に投げ込まれる性器の数はおびただしく処理に困る程でしたが昭和二十八年六月二十六日の白川の大洪水で神殿拝殿以外はことごとく流失し数年前からこの納め処に納めてありますが時々この性器をいただいて帰る人もあるようです。願成就の奉納品はなるべく立派な大きいものほどよろしいと言はれています。
弓削神宮奉賛会

弓削神宮YouTube動画

弓削神宮の鳥居から入り、一周した様子を動画に収め、YouTubeにアップしました。

実際の雰囲気を感じてもらえたら、幸いです。

 

 

まとめ

今回は、熊本の珍(チン)神社・弓削神宮を紹介しました。

ご利益には、夫婦円満浮気防止男性自身の回復などがあります。

弓削神宮には単純に面白さもあります。

しかし、それだけではなく含蓄ある深い意味と歴史があることがわかりました。

道鏡が女性天皇に気に入られたのは夜の行為が凄かったからという逸話もあり、ただチンだけで天皇になるかもしれなかったある意味偉大な人でもあります。

夫婦カップルはもちろん性欲減退に悩む男性にもお勧めです。

良いパワーがもらえるパワースポットであることは間違いありません。

是非、機会がありましたら立ち寄ってみてください。

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